舘河屋酒店

贅沢なトフィーのような琥珀色の糸、甘く熟れた黄金の果実が生むさざ波。
シャルドネのブルゴーニュ産フレンチオーク樽フィニッシュ。

穏やかなそよ風の中、豪奢に重なる絹のようなさざ波が、風光明媚なフランスの海岸の鮮やかな光を受けて、華やかにきらめきます。海風に混ざるイチジクとシトラスの優しい香りに口づけられて、黄金色に輝く優美なドレスが甘い誘惑をはらみます。それは眩く、魅惑的な、シルク工房の逸品です。

シングルトン・オブ・グレンダランは、滑らかな、感覚に重層的に響く、完成された非常にエレガントなモルトです。
ディアジオのモルトマスターは、フランスの最高級ファッションハウスの細部に至るまでの心遣いをもってこの技巧を練りあげ、絹のように滑らかな琥珀色の、甘美で豊かな風味を持つ、うっとりするようなウイスキーを造りました。

リッチなシャルドネのブルゴーニュ産フレンチオーク樽フィニッシュで、力強く魅力的な個性を生み出しています。グラスは、わずかに注がれた黄金色の恵みで輝きます。バターのようなアロマのオークと、瑞々しく芳醇なリンゴと西洋梨のうっとりするような豊かな香り。リッチで円熟した重層的なテクスチャーが熟れた黄金の果実と滑らかなトフィーの甘い気配を包み込みます。口当たりはベルベットのように滑らかでシルキー。スポットライトを浴びるために誕生した、完璧なバランスのウイスキーです。

＜テイスティングノート＞
外観:やや黄緑がかったブライトゴールド。極めて良いビーディング、細かい泡。レッグはゆっくりと垂れる。
香り:ノーズはマイルドで、クリーンかつクリスプ。トップノートではグリーンかつフルーティーで、切りたての青リンゴ、白ブドウ、仄かな西洋梨を思わせる。すべてが果汁たっぷりのフルーツサラダとなり、しばらくすると、パイ生地に乗ったクレームアングレーズのような黄金のバターのスムースさが加わる。やがて、かき混ぜた蜂蜜のノートが現れる。1滴の水を加えることで爽やかでフルーティーな香りが際立つ。
ボディ:ミディアム
パレート:口当たりは自然で、スムースな感覚。軽い、ベルベットのような滑らかさが層を成すテクスチャー。トフィーの甘みから始まり、黄金の果実の酸味とややスパイシーな風味とでバランスがとられている。全体として、クリスプかつクリアでありながら、非常にまろやかな味わい。少量の水を加えることで、これらすべての味わいが1つにまとめられて、心地良いスムースなバランスを引き出す。
フィニッシュ:長さはミディアム、フィニッシュはスパイシーで滑らかな口当たり。少量の水を加えるとスパイシーさが和らぐ。